レーズンの種類と栄養

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レーズン(RAISIN・RAISINS)は干しぶどうともいわれ、ドライフルーツの中でも歴史が古く、昔から人々に愛されてきました。レーズンの原材料であるぶどうは、古代エジプトから栽培されてきた最も歴史の古いフルーツです。

ぶどうは現在世界一の生産量の果実で、そのほとんどはワイン用ですが、他にジュース、ドライフルーツなどに利用されています。



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レーズンの成り立ち

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レーズンは、ぶどうを自然乾燥または人工的に乾燥させたもので、古代から中近東などで作られ、土地を移動する人々にとっては便利な栄養食品であり、保存食でした。

紀元前2000年から1000年頃の古代ギリシャでは、海上貿易によってもたらされた食文化が大きく発展しました。ハチミツや、アーモンド、バターやチーズ、牛乳などを使ったパンも焼かれ、ジャムやドライフルーツなども登場しました。

ギリシャ人の航海に欠かせない保存食品はドライフルーツと乾パンでした。紀元前13世紀頃には、もう古代フェニキア人が植民地のスペインやギリシャにぶどう農園を経営していました。

また同じ頃、アルメニア人もペルシャで独自のぶどう栽培をしていました。スペインで主に栽培されたのは、種のある大粒でフルーティーなマスカットレーズンでした。それに対して、ギリシャのコリントは、種なしで酸味の強いカランツが栽培されていました。

新大陸時代、スペイン人の宣教師がカリフォルニアにレーズンの種を持ち込んだといわれています。ぶどう栽培に適したこの土地でレーズンの生産量が増え、カリフォルニアレーズンが世界中に広がり、パンやお菓子など様々な料理にも使われ、人気のドライフルーツになりました。

日本には8世紀頃に伝来しましたが、日本の気候がドライフルーツ作りに合わない理由などから、ほとんどが生食用として栽培されていきました。

レーズンの種類

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現在日本で消費されているレーズンのほとんどは輸入品で、約89割が、カリフォルニアレーズンです。カリフォルニアレーズンの産地である、サン・ホアキン・ヴァレーは、高温少雨の乾燥地帯で、天日干しするレーズンに最適な土地なのです。

他にもチリ、オーストラリア、スペイン、トルコ、ギリシャ、イラン、中国などでも作られています。

レーズンはぶどうの種類によって、様々な種類に分かれます。種類によって味わいが異なるので、用途に合わせて選ぶといいでしょう。

  • トムソン・シードレス・・・アメリカ産のレーズン専用種です。「シードレス」とは「種無し」という意味です。主にアメリカやチリで栽培されています。ほど良い酸味で、種がないことから人気の品種です。
  • サルタナ・・・オーストラリア産のレーズン専用種で、甘みが強いのが特徴です。
  • グリーンレーズン・・・青レーズンともいわれる淡緑色系のレーズンで、やや酸味があり、さっぱりしているのが特徴です。
  • 枝つきレーズン・・・その名の通り、枝をつけたまま乾燥させたもので、日本では高級品です。
  • カラント(カランツ)・・・ギリシャ原産のコレント種という種なしの小粒のぶどうを用いたものです。酸味が強く、主に製菓材料として利用されています。カレンズは、他の種類と比べると小粒です。
  • マスカットレーズン・・・昔からスペインで主に栽培されている、大粒の品種で、フルーティーで濃厚な味が特徴的です。

保存方法は、密閉容器に乾燥剤とともに保存します。新鮮なうちに、冷凍庫に入れておきましょう。レーズンは一年を通じてどこでも売っているので、いろんな料理に活用されています。

代表的なものに、ぶどうをパン生地に練りこんだ「ぶどうパン」や、パイやクッキーなどがあります。またサラダやカレー、ピラフなどに加えられることもあります。レーズンをラム酒やブランデーに浸したレーズンは、上品な香りでちょっぴりほろ苦く、大人の味になります。独特な風味を生かしたアイスクリーム、ケーキ、チョコレートなどに利用されています。

卵白、砂糖、バターと一緒に練りこんだものは、レーズンバターと呼ばれ、パンやビスケットに挟んでおやつや、おつまみとして食されています。最近では、健康食品として、またダイエット時のおやつとしても人気です。レーズンの酢漬けも、健康に良さそうですね。

レーズンの栄養

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レーズンは栄養価が高く、毎日の健康に役立つと人気があるドライフルーツです。生のぶどう1kgからできるレーズンはわずか200gしかありません。乾燥により15%程度にまで減らされ、成分が濃縮されているのです。

レーズンに含まれている栄養と効果ですが、

  • 鉄分は貧血予防
  • カリウムはむくみ防止
  • カルシウムやマグネシウムは歯や骨の形成を促進する働きがあり、骨粗しょう症の予防に効果的

といわれています。他に、

  • 亜鉛
  • マンガン

などのミネラルをバランスよく含んでおり、レーズンはミネラルの宝庫といわれています。

銅は、赤血球の生成を助ける役割をし、生のぶどうと比較すると約8倍もあり、貧血予防に効果的です。他にも生果と比べてみると、カリウムとリンは約6倍、カルシウムは10倍、鉄は約20倍ともいわれています。

また、酒石酸や食物繊維、ポリフェノールも豊富に含まれています。これらは整腸作用、疲労回復、ガン予防などの効果が期待されています。ポリフェノールのひとつであるアントシアニンは、老化を抑制する抗酸化作用があることで有名ですね。

アントシアニンは、血栓の予防や視力改善にも有効とされています。また、血糖値の上昇を抑制することから糖尿病の予防に役立つと期待されています。また肝機能障害を軽減、抗ガンにも効果があるといわれています。

白い粉は農薬やカビと勘違いされがちですが、実はぶどうが紫外線から守るために、自ら作り出す物質なのです。これは、抗酸化作用があると注目の成分で、老化防止に効果があるといわれています。

レーズン栄養データ(100gあたり)

エネルギー・・・320kcal

炭水化物・・・79g

脂肪・・・0.1g

食物繊維・・・4.2g

たんぱく質・・・3g

カルシウム・・・50mg

鉄分・・・1.7mg

カリウム・・・750mg

ナトリウム・・・1mg

成人女性が一日にレーズンを20g食べると、一日に必要な栄養を、次の割合で摂取できます。

炭水化物・・・6

食物繊維・・・5

カリウム・・・5

鉄・・・4

他の栄養素は、4%未満です。脂質は低く、気になるコレステロールはゼロです。

エネルギーの補給として役立つ

レーズンは重量のおよそ7割を果糖、ブドウ糖を含み、ほとんどが糖分で占められているため、素早くエネルギーに転換される特徴があります。これらは砂糖よりも吸収されやすく、効率のいいエネルギー源となります。

育ち盛りのお子さんの朝食や、おやつ代わりとして、スポーツ時のエネルギー補給としても役立ちます。長時間運動をするランナーや登山者にはオススメです。また料理の甘味料としても最適です。

レーズンの天然の甘さは、生活習慣病予防や、ダイエット中の食事にも活用していきたい食品ですね。

他にも、製菓材料としても人気が高いレーズン。ぶどうパンや、クッキー、スコーンなどに利用すると、彩りを添えることができ、栄養のバランスもよくなりますね。レーズンは、サラダにも、ケーキにも使える万能なドライフルーツです。

レーズンをラム酒につけておけば、ラムレーズンに。ラムレーズンをバターに練りこむと、レーズンバターになり、おやつやおつまみに最高の食材です。保存もきくので、一度にたくさん作ってストックしておいてもいいですね。

大自然の恵みを凝縮したレーズンは、栄養豊富で素晴らしい食品なのです。


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