マーガリンに含まれるトランス脂肪酸の含有量・身体への影響

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例えば、スーパーなどで買い物をする際。
食材の原産地や製造元を気にしながら買い物をしますか?
最近のヘルシーブームとはまた違い、食品の衛生管理が厳しく問われる今。
食の安全性について関心を持つ人が増えました。
中には、“中国製だから”“韓国製だから”という理由だけで買う買わないを判断している人も少なくはないでしょう。
特に、小さいお子さんがいる家庭ならなおさら食育にはこだわりを持っていますよね!
私たちが普段何気なく口にしているものが、もし健康を損なうおそれのあるものなら…
そう思うとゾッとしてしまいますよね。
そしてつい最近、アメリカ食品医薬品局がマーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸を、
加工食品に使うことを規制する方針を発表しました!
なんとなく、マーガリンは身体に悪い…と印象を持つ人も多いと思いますが、その具体的な理由とトランス脂肪酸についてご紹介します。



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栄養士が絶対に口にしない食品・マーガリン

Breakfast
Breakfast / KathrynW1

バターとマーガリン。
値段にするとマーガリンのほうが倍以上安いですし、この不景気にバターの代わりにマーガリンを使用する人も多いでしょう。
実際に冷蔵庫から取り出した時も、マーガリンのほうがバターより柔らかくてパンに塗りやすいというメリットもありますよね!
ですが、マーガリンの製造過程を知る栄養士や健康マニアの人は避けている食品なんです。
マーガリンとトランス脂肪酸の話に入る前に、マーガリンとバターの違いについて少しだけ説明しますね。

マーガリンとバターの原料について

Melting butter
Melting butter / tarale

ではマーガリンとバターって何が違うの?という疑問にお答えします。
まずバターは、乳脂肪分80.0%以上。マーガリンは油脂含有率80.0%以上と定められています。
ところが、マーガリンの脂肪は様々な植物性の脂肪を原料としています。
コーン油や大豆油、バーム油やなたね油などです。
この様々な植物性の脂肪に、乳や乳製品、ビタミンAや乳化剤、着色料を加えて作っていきます。

マーガリンとバターの製造過程について

バターの脂肪は牛乳の脂肪分のみで、牛乳からクリームを分離して乳脂肪を凝縮させて作ります。
(よく牧場のバター作り体験で、生クリームの入った容器を根気よく振ったら出来ますよね!少量ですが…)
マーガリンは、原料に使われている植物性の脂肪に水素を添加させ、液状のものを固体状に硬化させます。
これに、先ほど説明した乳や乳製品、ビタミンAや乳化剤などをさらに添加させ、混ぜ合わせます。
典型的な添加物ですね!
保存料や添加物たっぷりの食材は、食の安全を考える上で避けたいもの。

マーガリンに含まれるトランス脂肪酸

当たり前のように市場に出回っているマーガリン。
ケーキやお菓子作りにも欠かせない存在でもありますし、上記のようにマーガリンに対して抵抗がないひとも多いでしょう。
でも、マーガリンに含まれるトランス脂肪酸が動脈硬化や心臓疾患のリスクを高める恐れがあるのです!

トランス脂肪酸とは?

“脂肪酸”という単語は、耳にしたことあるのではないでしょうか?
もともと、脂肪酸とは人間の身体の細胞を作るために必要な栄養素。
脂肪の分解物であり、1gでブドウ糖の4倍以上ものエネルギーを放出します。
脂肪酸と聞くと身体にあまりよくないイメージを持たれがちですが、なかには“必須脂肪酸”と呼ばれるDHAやEPAのような身体にいい影響をもたらす脂肪酸もあるんですね。

トランス脂肪酸は牛肉や乳製品などの天然の食品中に(ごく微量に)含まれているものと、食用油のように油脂を加工・精製する工程でできる脂肪酸の二つに分かれています。
油脂を加工・精製する工程から生まれるものであり、液体の油脂から半固形→固形の油脂を作る工程や油脂中の不純物を除去することでトランス脂肪酸は生成されます。
このトランス脂肪酸はマーガリンなどに含まれているものですが、マーガリンを原料とするパンやケーキにも含有しています。
米よりもパン、といったように食の欧米化が進むにつれトランス脂肪酸のある食品を口にする機会が増えていっているのです。

トランス脂肪酸がもたらす健康被害とは?

Doctors Hospital at Renaissance
Doctors Hospital at Renaissance / Sherri Abendroth

アメリカでは、このトランス脂肪酸を2018年までに全廃する方針を発表。
(規制が実施されるのは2018年ですが、今後3年の猶予期間を経てトランス脂肪酸は消えるということ)
それだけ、トランス脂肪酸がもたらす健康被害が甚大なものであるということなのでしょうか?

現段階で明らかになっているトランス脂肪酸による健康被害は…

  • 血中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を高める
  • 心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患を患うリスクを高める

ということ。
血中の悪玉コレステロールが高まることで、血液はドロドロ状態になります。
本来身体中を駆け巡る血液はサラサラでなくてはなりませんが、ドロドロ血液になってしまうと血流が悪くなってしまいます。
そうすることで、動脈硬化などの生活習慣病を引き起こす原因になるのです。
これら以外にも様々な健康被害が寄せられているとのことですが、トランス脂肪酸が身体に悪い影響を与えるということは事実です。

アメリカと日本のトランス脂肪酸に関する対応の違い

Supermarket
Supermarket / Simon Shek

今回トランス脂肪酸を全廃する方針を明らかにしたアメリカですが、実はかなり前からトランス脂肪酸に対する対応を進めてきました。
アメリカでは、1990年代後半からトランス脂肪酸を使った食品にはその表示が義務付けられていたのです。
“この食品は安いけど、トランス脂肪酸が含まれていますよ”という風に。
このメッセージを掲示することで、消費者に選択をさせてきたのです。

ところが、日本のマーケットではマーガリンやスプレッドを大量に販売しており、近年原料不足となっているバターに変わり圧倒的な数が流通しています。
しかも、アメリカのような表示義務もないためトランス脂肪酸が含まれているかどうかも判断できません。

トランス脂肪酸のリスクについて知らないひとも多く、健康意識も低い…
今回のアメリカの規制によって、日本の今後の対応に変化が現れるのでしょうか?

マーガリンやその他食品に含まれるトランス脂肪酸の含有量

fork in butter
fork in butter / Steve A Johnson

では、マーガリンに含まれるトランス脂肪酸の含有量について説明します。
100gあたりに含有量されるトランス脂肪酸は…

マーガリン → 0.94〜13g
ファストブレッド→ 0.99〜10g

バターが1.7〜2.2gに対し、その5倍以上トランス脂肪酸が含まれていることになります。
ちなみにマクドナルドのフライドポテトが3.37g/100g中、ヤマザキのシュガーロールは2.11g/100g中など、
マーガリン以外にもトランス脂肪酸が含まれている食品はたくさんあります。
ポテトチップスやカップ麺にも含まれているんですよ。
ですが、最近ではトランス脂肪酸含有量の少ないマーガリンも販売されています。
スーパーなどで見つけるのは困難ですが、ネット通販で取り寄せることもできるので気になる人はチェックしてみてくださいね。

おわりに

とはいえ、マーガリンをパンに塗って食べるのが好きな人も多いですよね。
ならば、トランス脂肪酸を含むマーガリンよりも、悪玉コレステロールを低下させ善玉コレステロールを増やす不飽和脂肪酸・オリーブオイルをパンに塗ってみる方が断然おすすめです!
フランスパンに付けて食べると美味しいんですよ♬
ということで、トランス脂肪酸による健康被害を遠ざけるためにも、買い物の際は食品表記を気にするようにしてみてください。


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